最終的には必ず勝てるマーチンゲール法ですが、残念ながら失敗するパターンもありますし、マーチンゲール法で負ける人にはある特徴があります。
負けても倍プッシュを続け、一度でも勝てばその時点で収益が確定する攻略法なのに、どうして負けてしまうのか気になるところです。
マーチンゲール法やオンラインカジノのルールについて詳しい方でしたらすでに理解しているかと思いますが、攻略法もオンラインカジノも初心者となると、疑問に感じることでしょう。
そこで今回の記事では、マーチンゲール法で失敗するパターンや負ける人に見られる特徴についてまとめてみましたので、是非参考にしてみてください。
効果絶大なマーチンゲール法も、場合によっては負けることもあるのです。
連敗が続いて資金が尽きた時
マーチンゲール法は、負ければ倍プッシュという特性上、連敗が続くことでどんどんとベット金額が増えていきます。
例えば1ドルをベットした場合、もし負けてしまっても次は2ドルのみですが、その次には4ドル、さらに8ドル、16ドルと増えていきます。
100ドルからはあっという間に1,000ドルに到達し、そこからも5,000ドル10,000ドルと前半では考えられないようなスピードで資金を失っていきます。
もし資金が100ドルで初回1ドルをベットしますと、6連敗で63ドルを失いますので、7ゲーム目に必要な64ドルをベットすることができなくなります。
資金が尽きた時点でマーチンゲール法は失敗となり、負けが確定します。
ベットリミットに到達してしまった時
オンラインカジノのゲームにはベットリミットと呼ばれる、ベット可能な最大金額が決められており、ベットリミットを超えるベットはできません。
例えばベットリミット10,000ドルであった場合、10,000ドルのベットは可能ですが、10,001ドルをベットしようと思っても不可能です。
マーチンゲール法というのは、ベット金額が倍々ゲームで増えていきますので、たとえ1ドルから始めても、13連敗することで8,191ドルが必要です。
その結果、ベットリミットに到達し、14ゲーム目の16,382ドルをベットすることができずに負けが確定してしまいます。
13連敗する確率は0.016%と非常に低い数字ではありますが、0%で無い限りは到達する可能性は十分にあるのです。
マーチンゲール法の法則を無視する人
マーチンゲール法を含め全ての攻略法には、従うべき法則があり、この法則を無視するのが負ける人の特徴です。
マーチンゲール法の場合、負けたら倍プッシュという法則があるのですから、どれだけ勝っていても、どれだけ負けていても、絶対に崩してはいけないのです。
例えばマーチンゲール法の調子がよく、3連敗以内には必ず勝っている時に「今は運が来てるから」という根拠のない自信から、途中でベット金額を何倍にも増やしてしまう人がいます。
逆に大きく負けている時に「次のゲームこそは絶対に的中する」という心理が働き、次ゲームのベット金額を増やす人もいます。
これでは本末転倒であり、せっかくのマーチンゲール法のロジカルが崩壊してしまいます。
損切りができない人
理論上では100%勝てるマーチンゲール法ですが、あくまでも卓上の理論であり、資金ショートやベットリミットが要因となって負けることもあります。
負けた時、人というのはそれを取り返そうと無茶なギャンブルを仕掛けることがありますが、そのような人は胴元にとって優良客と言っても過言ではありません。
大切なのは、負けを取り戻す「挑戦」ではなく、負けを認める「覚悟」です。
これはギャンブルに限らず、あらゆる株式やFXなどの投資にも同じことが言え、損切りができない人は、いつまで経っても資金を増やすことはできません。
特にマーチンゲール法という「塵も積もれば山となる」の攻略法なのですから、たった一回の損切りができなかったために、損失が大きく膨らんでしまうことがあります。
「いくら資金を使ったら損切りする」「何連敗したら損切りする」のように、マーチンゲール法を実践する前に、必ず損切りするタイミングを決めておくことが大切です。
まとめ
今回は、マーチンゲール法で失敗するパターンや負ける人に見られる特徴についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
マーチンゲール法は理論上100%勝てる攻略法ではありますが、連敗が続いて資金が尽きた時とベットリミットに到達してしまった時に、負ける可能性があります。
よほど資金に余裕のある億万長者でしたら話は別ですが、普通の人はマーチンゲール法に使える資金に限界があるものです。
そしてオンラインカジノには必ずベットリミットが設定されている理由から、マーチンゲール法も100%勝てる攻略法ではないと理解しましょう。
またマーチンゲール法の法則を無視する人や損切りができない人も、マーチンゲール法で負ける原因となります。
どんなモノにも完璧という言葉は存在しなく、完璧であればあるほど、ちょっとしたことが原因でもろく崩れ去ってしまうものです。
以上のことから、まず失敗するパターンを理解し、次に負ける人の特徴を知ることで、マーチンゲール法での勝率が大幅にアップすること間違いありません。