4号機時代や5号機時代の勢いは無いにしろ、今でもパチスロ人気は高く、毎日パチスロに通い続けた結果、ギャンブル依存症になってしまう方が大勢います。

溢れ出てくるコイン、獲得枚数（獲得ボーナスゲーム数）の表示、軽快なサウンドなど、パチスロにはギャンブルとしての魅力がたっぷりとあります。

しかし実は、パチスロよりもオンラインカジノのスロットの方がギャンブル依存症リスクは高く、世界規模で大きな社会問題となっています。

そこで今回の記事では、パチスロよりもオンラインカジノのスロットがギャンブル依存症のリスクが高い理由について4つご紹介します。
これらはスロットのリスクでもあり、オンラインカジノならではの魅力でもあります。

断然高いペイアウト率

全てのギャンブルにはペイアウト率が定められており、この数字によって「勝ちやすいのか？」「負けやすいのか？」を簡単に判断できます。
まず「ペイアウト率とは何なのか？」ですが、ギャンブルに投入した金額に対して最終的に何％が戻ってくるのかを、パーセンテージ（％）で表記した還元率です。

例えば85％だった場合、10,000円の投入で8,500円が戻ってくる計算です。
パチスロのペイアウト率は設定によって多少の違いこそありますが、平均値は80％前後であり、ギャンブルの中でも比較的勝ちやすい部類に入ります。

しかしオンラインカジノのスロットの場合は95 ～ 97％が一般的で、中には99％にも達するスロットもあります。
このように比較してみますと、パチスロとスロットには圧倒的な開きがあり、その結果ギャンブル依存症のリスクが高くなるわけです。

ド派手な演出とサウンドで射幸心を煽る

一昔前の4号機時代、パチスロは射幸心煽りまくりのギャンブルであり、「時速5,000枚」「永久に続くAT」など、今では考えられない謳い文句で宣伝していました。

さらにホールでは設定公開や高設定への変更、全台456なども堂々と行われており、ホールに訪れるユーザーの射幸心を煽り続けていました。
今では厳しい規制によって、そのような宣伝や営業形態は禁止されていますが、オンラインカジノのスロットは逆にド派手な演出とサウンドで射幸心を煽りまくっています。

ユーザーを惹き付ける要素がたっぷりと詰めた結果、ギャンブル依存症のリスクも高まっています。
オンラインカジノスロットの醍醐味ではありますが、ギャンブル依存症リスクとしては非常に懸念される材料と言えるでしょう。

ビッグウィンが桁違い

最近のパチスロでは、一回の大当たりで得られる獲得枚数に上限が定められており、どれだけ連チャンを繰り返しても、最大で2,500枚までと決められています。

2,500枚と言えば等価交換で50,000円ですので、正直なところ夢がありません。
4号機時代でしたら数十万は当たり前で、百万円超えのビッグウィンも出ていました。

百万円でも十分に凄い金額ですが、オンラインカジノのスロットにはそれを遥かに超えるスーパービッグウィンの可能性を秘めています。
配当の大きなジャックポットボーナスを引き当てることで、数百万円・数千万円・数億円も射程圏内で、過去には20億円という桁違いなスーパービッグウィンも出現しています。

桁違いな一攫千金も可能なオンラインカジノのスロットですから、ギャンブル依存症リスクが高いのもご納得いただけるでしょう。

何時から遊んでも勝てる可能性がある

パチスロの場合、ホールの営業時間が決められており、前日やその日の朝に決めた設定は営業時間内ずっと継続されます。

つまり朝イチに高設定台に座ればほぼ勝ちは確定し、後からホールに来た客は低設定の台に座るハメになります。

設定が存在し、営業時間が決められている以上、これは仕方の無いことです。
しかしオンラインカジノのスロットに設定は存在せず、RNGと呼ばれる乱数発生器によって常に同確率で抽選が行われています。

また24時間365日営業していますので、何時から遊んでも全てのユーザーに平等な抽選が行われるため、いつでも勝てる可能性があります。

この「いつでも勝てる」という事実が、ギャンブル依存症リスクが高い理由でもあります。

まとめ

今回は、パチスロよりもオンラインカジノのスロットがギャンブル依存症のリスクが高い理由について解説いたしましたが、いかがでしたでしょうか？

オンラインカジノのメリットがそのまま全てギャンブル依存症リスクへ直結していることをご理解いただけたかと思います。

断然高いペイアウト率、ド派手な演出とサウンドで射幸心を煽る、桁違いなビッグウィン、何時から遊んでも勝てる可能性があるなど、全てがオンラインカジノの魅力であり、世界中で大ブームの波が訪れている理由でもあります。

しかしそこにはギャンブル依存症リスクが存在することを忘れてはいけません。
少しでもギャンブル依存症へのリスクを軽減するために、自己規制機能を有効に使いましょう。

ベラジョンカジノやカジノシークレット、ラッキーニッキーなど、大手オンラインカジノでは必ず付帯されている機能ですので、登録直後に制限をかけておくことをおすすめします。